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好きな曲だよ ~「WHEEL IN THE SKY」 ジャーニー~ [音楽のこと]

今回は、ジャーニーです。
サンタナときたら、元メンバーのニール・ショーンが中心のジャーニーですね!!
(少々強引ですが……)

ジャーニーと言えば、
2004年公開の映画「海猿」の主題歌に「OPEN ARMS」が取り上げられたりして、
復活したな~という印象を受けましたが、
実のところは、1986年から10年間の活動停止期間があったものの、
現在のところまで解散はしておらず、
メンバー交代をしながらも今年の3月には来日公演を行っている。

1980年代の商業ロック、アリーナロックを代表するバンドだけど、
しぶとくやっているところはすごいと言わざるを得ません。
ギターのニール・ショーンは、
当時TOTOのスティーブ・ルカサー、VAN HALENのエディ・ヴァン・ヘイレンと共に
”新御三家”(笑)的な存在だったと勝手に思っていました。
そりゃぁサンタナやエリック・クラプトンに認められるだけあって、
とってもお上手な方であります!!


そんなジャーニーの中でも、特に好きな曲は「WHEEL IN THE SKY」です。
この曲は1978年発表の「INFINITY」に収録されており、
シングルカットされて全米57位を記録している。
このアルバム以前は、インスト中心でややプログレ色があり、商業的にはさっぱりだったが、
ボーカルにスティーブ・ペリーが加入し、
あの伸びのあるハイトーンなボーカルと曲作りにも力を発揮した結果、
その後の商業的な成功につながっていくきっかけとなったアルバムである。
しかし、私の好きな曲「WHEEL IN THE SKY」の曲作りには、ペリーはクレジットされていない……

この曲は、ちょっと寂しげなギターでのイントロから始まり、
少し劇的な感じでメインリフにつながっていく。
歌詞も1年以上家に帰っておらず、
愛しい彼女は果たして待ってくれているだろうか、
家に帰れる日が来るのだろうかというまさに寂しい曲なのである。
ギターソロもいい音させていますよ。本当に!!


このアルバムの商業的な成功と引き換えに、
ドラムのエインズレー・ダンバーがポップ化を嫌って脱退し
ジェファーソン・スターシップに移籍した。
さらに、キーボードのグレッグ・ローリーが心労を理由に脱退した。
これで、オリジナルメンバーは、ギターのニール・ショーンと
ベースのロス・ヴァロリーの2人だけとなってしまった。
しかし、ドラムのスティーブ・スミスと
キーボード/ギターのジョナサン・ケイン(元ベイビーズ)が加入し、
その後に訪れる黄金期のメンバーが揃い、
「EVOLUTION」「DEPARTURE」「ESCAPE」「FRONTIERS」と立て続けにアルバムを
ヒットさせていくのです。

本当に転機となった一枚なんですね。


冒頭で現在もバリバリで活動中と書いたが、
現在のメンバーの中でも特筆すべきは、ボーカルのアーネル・ピネダ。
彼はフィリピン出身でTHE ZOOというバンドでジャーニーのカヴァーをYouTubeに投降したところ、
ニール・ショーンが偶然それを見かけて加入することになったという、
まさにシンデレラ・ストーリーだったのだ。
そのピネダであるが、彼の声がスティーブ・ペリーにそっくりなのが驚き!!である。
ニール・ショーン自身もそこにほれ込んだと語っておりました。


そんなニール・ショーンですが、このアルバム「INFINITY」のLP盤の裏ジャケの写真は、
アフロヘアに口髭で、マカロニ・ウエスタンに出てくるメキシカンといったお姿であります(笑)



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